オランダといえばチューリップ。チューリップといばオランダ。
そんなチューリップをこれでもかと存分に味わえるのが世界最大のフラワーパーク「キューケンホフ公園(Keukenhof)」です。
2017年のオープン期間は3月23日〜5月21日まで
キューケンホフ公園は一年中オープンしている訳ではなく、チューリップシーズンの3月〜5月のわずか2ヶ月間だけ。今年は3月23日から5月21日までの開催となっています。
数百万本のチューリップが満開となる景色はまさに圧巻。チューリップを含む花の総本数は700万本以上にもなります。
ちなみに、「Keukenhof」とはオランダ語で「キッチンガーデン」という意味だそう。オランダの南部 Lisse(リッセ)に位置するこの公園はその昔、ジャクリーヌ・ド・ナノーという人物(貴族?)の住むお城に運ばれるハーブなどを栽培する場所でした。お城の台所に届ける花を育てていた庭だったことからキューケンホフという名が付けられたようです。それにしても広いお庭ですね…
せっかくオランダに来たということで、先日私たちもオランダの春を体感しにキューケンホフ公園に足を運んでみることに。心躍らせながら入場するといきなり鮮やかな満開のチューリップがお出迎えしてくれました。
チューリップの歌のイメージから勝手にあか、しろ、きいろ〜♪をイメージしていましたが…
ピンク、紫、ベルベット、オレンジ、ビビットで濃い色や上品な淡い色、2色のグラデーションのようなカラーなど、本当に色とりどりのチューリップを見ることができます。
一見シンプルな花に見えますが、花びらの形や大きさも品種によって違ったりと、チューリップといってもなかなか奥が深いです。風にフワフワと揺れながら鮮やかに咲く彼らの背景に、品種改良に情熱を捧げる農園の人々の歴史と努力があるんだなーとしみじみ感じました。
また、キューケンホフ公園にはチューリップだけでなく、スイセンやヒヤシンスなども植えられており、チューリップとそれらの花のコントラストもとても美しかったです。
32ヘクタールもの広さを誇る園内はそれぞれのエリアで雰囲気も違うので、歩いていても飽きることがありません。園内には屋台も設置されているので、小腹が空いても大丈夫です。ただ屋台はどこも長蛇の列なので、あらかじめどこかで購入しておくか、手作りのお弁当を持って出かける方が良いかもしれません。爽やかな天気の下で、チューリップを眺めながら食べるお弁当は格別です。
ちなみに今年のキューケンホフ公園のテーマは、「ダッチデザイン」だそう。テーマは毎年違うので、いつ訪れても飽きることがありませんね。
キューケンホフ公園までのアクセスとチケットの購入
キューケンホフ公園へ行く場合にはいくつか方法がありますが、公式サイトから購入することができる「コンビチケット」がオススメ。
グリーンのところがコンビチケットです。
このチケットはバスチケットと入場チケットがセットになっており、バスに乗る際も、公園に入場する際も、家でプリントアウトしたチケットを見せるだけなのでラクチンです。アムステルダムだけでなく、ハーレムやライデンといった都市からもアクセスできるコンビチケットが用意されています。

その他のチケットや詳細は公式ページを確認してみてください。

入場料:16ユーロ
(チケットの詳細はHPからご確認ください。)
期間:2017年3月23日〜5月21日
時間:8:00-19:30
住所:2160 AB, Stationsweg 166, 2161 AM Lisse
ホームページ:https://keukenhof.nl/en/
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