パリの有名ギャラリー「Galerie Perrotin(ギャラリー・ペロタン)」が東京に上陸!!

少し前の話になりますが、2017年6月にパリの有名な現代アートギャラリー「Galerie Perrotin(ギャラリー・ペロタン)」が東京の六本木に新たなスペースをオープンさせました。

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日本でもヨーロッパ発の著名なギャラリーの展示が楽しめる

ギャラリー・ペロタンは、芸術の都パリに拠点を構える知る人ぞ知るビックギャラリーで、Art Barsel(アート・バーゼル)やFrieze(フリーズ)などの名だたるアートフェアにも参加しています。
Sophie Call(ソフィー・カル)、JR(ジェイアール)といったフランス出身のアーティストや、ストリートアーティストのKAWS(カウズ)、村上隆などの日本人アーティストも所属しています。ギャラリー・ペロタンはこれまで、パリ、ニューヨークの他に香港、韓国のソウルといったアジア地域にもスペースを構えていました。

Gagosian(ガゴシアン)やWhite Cube(ホワイト・キューブ)といった現代アート界を牽引するビックギャラリーが香港などアジアでもギャラリーを持ち、展覧会を開催するというのがこれまでのケースでした。香港はアート・バーゼルなども開かれ、アートマーケットが大きいという理由もあり、それらの有名なギャラリーが進出するのは自然な流れと言えるでしょう。しかし、日本は香港に比べるとアート市場の規模も小さく、今回のギャラリー・ペロタンのように海外のビックギャラリーが日本に進出してくるケースは珍しいと言えるでしょう。
フランスでは日本の作家に対する評価も高く、東京に拠点を置くことで日本人アーティストを発掘し、パリのギャラリーと連携して様々な展覧会を開催できるというメリットがあるのかもしれませんね。

今年の6月にスペースのこけら落としとして開催されたエキシビジョンがパリ出身の大御所アーティスト、Pierre Soulages(ピエール・スーラージュ)によるソロショーでした。
そして、8月26日より、第2回目となる展示がイタリア人アーティスト、Paora Pivi(パオラ・ピヴィ)の個展「THEY ALL LOOK THE SAME」です。

パオラ・ピヴィはこれまで、当ギャラリーのパリ、マイアミ、ニューヨークといったスペースで展覧会を開き、今回の東京で実に8回目のソロショーとなります。
彼女の作品はヨコハマトリエンナーレでも披露されていますが、その作品の特徴は何と言っても可愛らしいカラフルなポーラ・ベア、そうホッキョクグマです。

空を飛んでいるクマなど遊び心のあるクマたちが登場し、来場者を楽しませます。彼女自身、自分の作品を「お祭りの佳境に入った状態」と語っているように、等身大で作り出された愛くるしく幻想的な彼らの姿をよく表現している反面、少し毒々しさも感じる色使いには、人工的なもので埋め尽くされている私たちの住む現代社会を連想させます。

今回のギャラリー・ペロタンのように、今後著名なギャラリーが日本にどんどん進出していく流れができてほしいですね。規模、内容ともに世界基準の展覧会やアーティストの作品が日常的に鑑賞できる機会が増えれば、芸術への理解も深まり、アートマーケットも徐々に拡大していくのではないでしょうか。

ギャラリー・ペロタンがスペースを構えるピラミデビルにはオータファインアーツといったギャラリーがある他、昨年は小山登美夫ギャラリー、シュウゴアーツ、タカ・イシイギャラリーなどが集まったギャラリーコンプレックス「complex665」が六本木でオープンするなど、日本のアート市場の中心地として賑わいを見せています。
このブログではヨーロッパのエキシビジョン情報を中心にご紹介することが多いので、なかなか海外まで足を運んで展示をご覧いただける方もそれほど多くはいないかと思いますが、このギャラリー・ペロタンでの展示を機会に、ヨーロッパを代表するギャラリーが開催するエキシビジョンを味わってみてはいかがでしょうか。また、ヨコハマトリエンナーレも11月上旬まで開催されているので、そちらも合わせてチェックしてみてくださいね。

「THEY ALL LOOK THE SAME」
会期:2017年8月26日〜11月11日

時間:11:00-19:00(火〜土)
会場:Galerie Perrotin
住所:〒106-0032 東京都港区六本木6丁目6-9
ホームページ:www.perrotin.com
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