アートエキシビジョン in ヨーロッパ:アンリ・マティス「 Matisse in the Studio」がロンドンで開催中!

現在、ロンドンのRoyal Academy of Arts(ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ)にて、フランス人画家Henri Matisse(アンリ・マティス)の作品と作品に登場するオブジェクトを紹介するユニークな展示「Matisse in the Studio」が開催中です。

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主役はマティスの絵画に登場するオブジェクトたち

アンリ・マティスは20世紀初頭の絵画運動、フォービズムの中心人物でもあったフランス人画家。緑などの自然をこよなく愛し、作品で表現される色彩の豊かさから「色彩の魔術師」とも呼ばれています。

普通のエキシビジョンなら、アンリ・マティスの貴重な作品をずらりと並べて紹介しますが、今回の「Matisse in the Studio」では、彼の作品に登場する様々なオブジェクトも絵画と並べて鑑賞することができるというユニークな展示となっています。

マティスは彼のコレクションでもあった、タイの仏教彫刻、マリのバマナ像、北アフリカの家具やテキスタイルなど、世界各地から集めたオブジェクトを自身の作品の中に登場させました。それらのコレクションは貴重な物であると同時に、表情を変えて何度も何度も作品に描かれています。
西洋美術に限界を感じたマティスは、アフリカの彫刻や仮面に出会い、その姿形や表情などの表現力の豊かさに感銘を受けました。また、イスラム世界の小道具も集めました。オリジナルのシンプルな言語を発明しようと中国の書道やアフリカのテキスタイルにも目を向けるなど、彼の作品は様々な物体から影響を受けていると言えます。

この豪華な展覧会では、Museum of Fine Arts(ボストン)とMusee Matisse(ニース)の協力の下、アーティストの個人的なコレクションだけでなく、そこからインスピレーションを得た絵画、彫刻、ドローイングなども展示されています。
マティスは「同じオブジェクトの前で自分の人生の全てを捧げた。オブジェクトは俳優であり、良い俳優は10種類以上の役を演じ分けることができる。オブジェクトは10種類以上の役割を別の作品の中で果たすことができる」と語っています。

彼の作品とその作品に登場する俳優たちも一緒に見られる展示は珍しく、そして貴重ではないでしょうか。別の作品に登場した時はまたどんな違う表情をオブジェクトたちが見せているのか、その違いを比べながら鑑賞するのも楽しそうですね。
エキシビジョンはロイヤル・アカデミー・オブ・アーツの館内にあるSackler Galleries(サックラー・ギャラリー)で開催されます。それほど大きなスペースではなく混雑が予想されますが、あらかじめ鑑賞したい日程をネットで予約(無料)しておくと良いでしょう。
予約はこちらから。

ロンドンを訪れた際はユニークな展示が開催されている「Matisse in the Studio」展に、ぜひ足を運んでみてくださいね。

「Matisse in the Studio」
会期:2017年8月5日〜11月12日
入場料:15.50ユーロ

時間:10:00-18:00(月〜木、土〜日)10:00-22:00(金)
会場:Royal Academy of Arts -Sackler Galleries
住所:Burlington House, Piccadilly, Mayfair, London W1J 0BD
ホームページ:www.royalacademy.org.uk
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