猫作品だけを集めた猫好きのためのミュージアム「Katten Kabinet(Cat Cabinet Museum)」

猫好きが多い国としても知られるオランダ。今回は、アムステルダムにある猫の作品だけを展示する、まさに猫好きのためにあると言ってもよい美術館「Katten Kabinet(Cat Cabinet Museum)」をご紹介します。

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全ての猫作品・グッズがプライベートコレクション

「Katten Kabinet」はアムステルダムセントラルからほど近い場所にあり、ファッション、雑貨、レストランなど様々なショップが軒を連ねるLeidsestraat(ライゼ通り)や、Foam(フォーム)やHuis Marseill(ハウス・マルセイユ)といった写真美術館などからもすぐそばにあります。

Herengracht(ヘーレングラハト)の497-499番地に位置する美術館のある建物は、1667年に裕福な商人として知られていたVan Loons(ヴァン・ルーンズ)兄弟のために建設されました。二人は1725年までここで生活し、その後はアムステルダム市長であったJan Calkoen(ジャン・カルコエン)など数々の著名人が居住して来た歴史ある建物です。
そして、1985年に現在この建物の所有者であるBob Meijer(ボブ・メイヤー)が購入し、5匹の猫とともに今でもこの家で生活しています。

「Katten Kabinet」はメイヤーが1966年から1983年まで飼っていたジンジャー色の猫、John Pierpont Morgan(ジョン・ピアポント・モルガン)くんを記念して、1990年に設立されました。ちなみにお気づきかもしれませんが、この猫の名前はアメリカの五大財閥の一つであるモルガン財閥の創始者、J.Pモルガンが由来となっています。
自分が飼っていた猫の生涯を記念して美術館を作ってしまうのは、さすがお金持ちの発想だなと思う反面、それだけJ.Pモルガンくんを愛していたということが伝わってきますね。

美術館では、猫に関する絵画、写真、ポスター、スカルプチャーなど幅広いジャンルの作品が展示されています。作品の中には、パブロ・ピカソ、レンブラント、サル・メイヤー、アンリ・ド・トゥールーズ・ロートレックなどの世界的に著名な芸術家の猫作品も飾られています。日本人画家、レオナール・フジタこと藤田嗣治の作品も見ることができます。また、美術館の一角には、J.Pモルガンくんのセクションも。

展示室は元々は客室だった部屋を利用しています。1960年代の建物だけあり、天井や装飾も豪華で、アンティーク家具も並べられています。ペインティングやポスターは部屋だけでなく、階段や廊下にも展示されており、作品は全てプライベートコレクションというのも驚きです。

入り口のソファで生の猫ちゃんが寝ています。
ミュージアムというよりも、貴族の豪邸に招待されたような雰囲気と表現する方がしっくりくるかもしれませんね。

美術館の目印はこちらの猫の看板。
お土産コーナーも充実しており、猫のポストカードやポスター、絵本なども購入することができます。猫好きの方には要チェックな美術館「Katten Kabinet(Cat Cabinet Museum)」。アムステルダムを訪れた際は、ぜひ足を運んでみて下さいね。

「Katten Kabinet」
入場料:7ユーロ(0-11歳までは無料)
※ミュージアムカードは使用できません。

時間:10:00-17:00(月〜金)12:00-17:00(土〜日)
住所:Herengracht 497, 1017 BT Amsterdam
ホームページ:www.kattenkabinet.nl

また、2017年9月9日から、ロッテルダムのKunsthal(クンストハル美術館)で猫にフォーカスした展覧会「CAT LOVE」も開催されるので、ロッテルダムを訪れる際は、こちらのエキシビジョンも合わせてチェックしてみてください。

今回はロッテルダムのKunsthal(クンストハル美術館)にて9月から開催予定の猫だけをテーマにした展覧会「CAT LOVE」をご紹介し...
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