ロッテルダムの古い街並みが残る美しい歴史地区「Delfshaven(デルフスハーヴェン)」

ビルやモダンな建築物が建ち並ぶ近代都市ロッテルダムですが、昔の歴史的な趣を残した地区も少しだけ残っています。その一つが「Delfshaven(デルフスハーヴェン)」と呼ばれるエリアです。

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爆撃から逃れた数少ない歴史地区

世界的に大きな港湾都市・工業地帯であったロッテルダムは、第二次世界大戦中の1940年5月14日、「Bombardement op Rotterdam(ロッテルダム爆撃)」と呼ばれるドイツ空軍が行った空襲を受け、爆弾の大部分は市の中心部に着弾しました。そして、爆弾の一部は港のオイルタンクに命中して火災を発生させ、市街地へと延焼する二次災害を引き起こし、ロッテルダムの街は壊滅的な被害を受けました。

そんな中、ドイツ軍の攻撃を奇跡的に免れたのが、ロッテルダムの中心地から少し南西に位置するデルフスハーヴェンです。
この地区にある港はアメリカに渡ったピューリタン(清教徒)、Pilgrim Fathers(ピルグリム・ファーザーズ)の出発地でもあります。102人の清教徒たちがメイフラワー号に乗り、信仰の自由を求めアメリカ大陸へと渡る大航海の始まりの場所。また、オランダで有名な航海の英雄Piet Hein(ピエト・ハイン)生誕の地でもあるなど、非常に歴史のあるエリアです。
世界史の教科書にも登場する有名な出来事と関わりのある所だと知ると、何か感慨深いですね。

少し歴史の話が長くなってしまいましたが…
現在、デルフスハーヴェンにはギャラリー、アンティークショップ、カフェ、レストランなどがお店を構えています。他にも、Stadsbrouwerij De Pelgrimというビールの醸造所があり、ロッテルダム産のクラフトビールを楽しむこともできます。

また、1761年に建てられたPelgrimvaderskerk(ピルグリム・ファーザーズ教会)は金・土曜日に一般公開されており、観光客でも気軽に入ることができます。古い建物が残るエリアは決して大きくありませんが、ロッテルダムの昔の風景を感じることのできる貴重な場所です。

ロッテルダム中心地からのアクセス

地下鉄の場合はDelfshaven駅(A、B、Cライン)で下車、トラムの場合は4番に乗りDelfshaven駅で下車します。自転車でもセントラルエリアから10〜15分ほどとそれほど遠くないので、サイクリングもオススメです。

モダンと歴史ある建物が融合した都市ロッテルダム。掘り下げていくととても魅力的な街だと気づくはずです。ロッテルダムを訪れた際はぜひ、デルフスハーヴェンに足を運んでみて下さいね。

「Delfshaven」
住所:Piet Heynsbrug, 3024 RK Rotterdam
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