アートエキシビジョン in ヨーロッパ:ロバート・メープルソープ「A PERFECTIONIST」がKunsthalで開催中!

現在、ロッテルダムのKunsthal(クンストハル美術館)にて、アメリカ人写真家Robert Mapplethorpe(ロバート・メープルソープ)の回顧展「A PERFECTIONIST」が開催中です!

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美を追求した20世紀を代表するフォトグラファー

ロバート・メープルソープは、1989年に42歳の若さでこの世を去ったニューヨーク生まれの写真家。ブルックリンのPratt Institute(プラット・インスティチュート)でペインティング、グラフィック、彫刻を学び、在学中は「Queen of Punk(パンクの女王)」パティ・スミスと共に生活していたことでも知られています。
彼の作品の特徴は人物のヌード、ポートレートや花などの静物画。その独特の世界観は美しく、見る者を魅了します。彼の作品はしばしば「芸術なのか、それともポルノなのか」という議論を巻き起こしますが、切り取られたその洗練された空間は「美」そのものではないでしょうか。自身もゲイであることを公言し、当時はタブーとされていたセクシャリティにフォーカスを当て、「美」を表現し続けました。

「A PERFECTIONIST」は、オランダでは初めてのメープルソープの大規模な展覧会で、ロバート・メープルソープ財団、ロサンゼルス・カウンティ美術館(LACMA) 、J・ポール・ゲティ美術館の協力の元開催されています。1960年代に脚光を浴び華々しいスタートを飾った頃の初期作品から、1980年代の彼のスタイルを確立させた晩年の作品までが展示されている回顧展です。

彼の作品は、それまではありきたりだったポートレート、ヌード、静物など、200以上の被写体に、新しい光を与えています。報道としての写真を徹底的な美への追求により芸術へと昇華させた彼の功績と活動は、展覧会のタイトルでもあるまさに「完璧主義者」そのものではないでしょうか。

この展覧会のメインとなるのは、パティ・スミス、ボディービルダーのリサ・リヨン、モデルのフィリップ・プリオロー、そして著名アーティスト、作家、ミュージシャンたちのポートレート作品たち。そして、彼の作品を理解する上でも重要なメープルソープ自身のセルフポートレートです。また、会場では展覧会図録も販売されてるので、彼についてより深く知りたい方は手に取ってみてくださいね。

彼が亡くなった後も、こうして大きな美術館で展覧会が開かれているということが、「芸術なのか、それともポルノなのか」という問いの答えではないでしょうか。日本でもそういった理解が進んでいくことを望むばかりです。
ロッテルダムを訪れた際はぜひ、ロバート・メープルソープの貴重な作品が見られる展覧会「A PERFECTIONIST」に足を運んでみてはいかがでしょうか。

「A PERFECTIONIST」
入場料:12ユーロ
会期:2017年4月22日〜8月27日

時間:10:00-17:00(月〜土)11:00-17:00(日)
会場:Kunsthal
住所:Westzeedijk 341, 3015 AA Rotterdam
ホームページ:www.kunsthal.nl
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