オランダ移住(渡航後)No.25 個人事業主ビザ所有者にとって必要な税務署へのVAT申告

個人事業主としてオランダで活動していく場合、オランダ国内での収入の有無に関わらず、必ず決まった時期に税務署にVAT申告(売り上げや経費に関わる消費税の申告)をする必要があります。きちんと申告すればある程度税金が戻ってきますが、申告を怠ると罰金を科せられる場合もあるこのVAT申告について、今回は時期や方法など詳細を紹介したいと思います。

スポンサーリンク

良い会計士との出会いが大切

オランダの税務申告は基本的に3ヶ月に一度のVAT申告と、年末の確定申告(初年度だけM-formというタイプの申告)があります。VAT申告は、1月から3月までの3ヶ月分を4月中に申告、4月から6月までの3ヶ月分を7月中に申告、というように四半期ずつまとめての申告になります。そして、確定申告は12月に申告。

VAT申告に必要なものは、日々の使用経費がわかるレシートや記帳データ、そして事業主としてクライアントに発行したインボイス(請求書)です。

オランダのVAT(消費税)は21%のもの6%のもの0%のものが混在しています。また、売り上げや経費がオランダ国内で出たものなのか、オランダ以外のEU加盟国で出たものなのか、日本などEU加盟国以外の国で出たものなのかによってもVATの有無が違ってきます。

そのため、こういった細かい違いや、初めてだらけでよくわからない申告方法の味方になってくれる会計士を見つけることが大事です。ビザ取得までは自力でも出来ますが、こういった税務申告はある程度プロの力を借りるのが安心かなと思います。日本人の個人事業主ビザの顧客を持っている会計士をネットで探すこともできますし、既に会計士に依頼している個人事業主に紹介してもらうことも出来るので、比較的簡単に見つかりますが、仕事や対応が遅かったり、設定金額が高い会計士など色々いるので実際に会って、信頼できそうな人を見つける必要があります。

個人事業主が依頼する会計士の月額は大体€60~€100が一般的なので、これより安すぎたり高すぎたりする場合はやめた方が良いです。正直なところ€100でも結構高いなと思います。私たちは、会計士に全て丸投げするのではなく、日々の経費にそれぞれ何%のVATで何ユーロのVATが掛かっているのかなど毎月ごとの一覧データを作成しています。それをまとめて会計士に提出するようにして、月々の会計士費用を削減できる方法をとっていますが、分からないことがあればすぐに教えてくれる会計士さんなので、この方法で問題なく進めることが出来ています。

また、申告方法ですが、申告の時期が近づくと税務署からお知らせがきますので、会計士に必要なデータを送ります。その後、会計士がどれだけの税金が還付可能になるのか算出してくれるので、それに異議が無ければそのまま申告手続きを代行してもらうという流れです。そこまで終わってしまえば、申告から1か月後くらいに戻ってくる還付金を楽しみに待つだけです。

一見難しそうな税務申告ですが、会計士探しや申告の種類、基本情報把握など、最初だけ乗り切ってしまえば大丈夫です。

ビザの更新条件の変化

また、少しずつですが個人事業主ビザでのオランダ移住に関して、条件が変わってきています。以前は、ビザの更新時に口座に必要な金額(おそらくビザ申請時の資本金と同額くらい)が入っていることが条件だったようですが、これからは、それ以外にも、過去に実際にクライアントに発行したインボイスや、数か月分のお金の出入りがわかるビジネス口座の履歴など、実際にビジネスをしていますよという証拠の提出がビザ更新の条件に加わってきているようです。人気があるビザの分、少しずつ条件が厳しくなっていきそうです。

会計士とのやり取りで必要なデータやドキュメントは、きっと今まで以上にビザの維持や更新にも必要なものになってくるので、しっかり管理していきましょうね。

スポンサーリンク
レクタングル広告大
レクタングル広告大

こんな記事も読まれてます
こんな記事も読まれています
スポンサーリンク
レクタングル広告大
トップへ戻る