5年に一度の世界最大の現代アート祭「documenta(ドクメンタ)14」が開催中!

2017年はアートイヤーとも呼べる年。
「ヴェネツィアヴィエナーレ」、「ミュンスター彫刻プロジェクト」、そして「documenta(ドクメンタ)」が開催されるなどアートファンにはたまらないイベントが目白押しです。

イタリアのヴェネツィアにて、現代アートの国際美術展覧会「La Biennale di Venezia(ヴェネツィア・ビエンナーレ)」が、...

今回はその中でもドイツで開催されているドクメンタについてご紹介していきたいと思います。

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街全体に作品が展示された広大な会場

2017年6月10日よりスタートしているこのドクメンタは、ドイツの中部にある都市 Kassel(カッセル)にて開かれる世界最大のアートイベントの一つで、今年で第14回目となります。
6月から9月までの100日間開催されることから「100日間の美術館」とも呼ばれており、それほど大きくは無い街ですが、世界中から60万もの人がカッセルを訪れます。また、5年に一度のみの開催ということで、このドクメンタを待ちに待っていた方も多いのでは無いでしょうか。

ドクメンタは毎回明確なテーマが決まっており、今回は「Learing from Athens」。今回のアートディレクターである Adam Szymczyk(アダム・シムジック)が「アテネから学ぶ」という大きなテーマを掲げ、キュレーターとともに街全体を展示会場へと変貌させます。
今年は初めてアテネとカッセルの2つの都市で開かれ、アテネでは一足早い4月から開催されています。メイン会場でもある Friedrichsplatz(フリードリヒスプラッツ)には、アテネを代表する建築物「パルテノン神殿」に見立てた10万もの禁書で作られた実物大のインスタレーション作品が展示されています。政治や思想に関するタブーをも振り払い、積極的に芸術を発信していく実にドクメンタらしい作品と言えるでしょう。

アートバーゼルのような販売をメインにした見本市としてのイベントやアートフェアではなく、ディレクターやキュレーターが力を合わせてキュレーションする展覧会という意味では、「100日間の美術館」と形容してドクメンタを表現するのはとても的を得ているのかもしれません。ドクメンタが今後の現代アートの流れや動向を知る上で重要なイベントであると位置付けられていると言われるのも納得ですね。

その歴史は古く、第一回目は1955年に開催されました。これまでピカソやヨーゼフ・ボイスなどの世界的に有名なアーティストや、前回(2012年)には大竹伸朗などの日本人アーティストも参加しています。

前回の「documenta 13」を訪れて思ったのはとにかく会場が広い。そして、8月ごろと真夏だったのでとても暑い… 体力には自信があったのですがかなりバテたのをよく覚えています。一日で見るにはかなり大変なので、余裕を持ってプランを立てましょう。
個人的には Staatspark Karlsaue(シュターツパーク・カールスアウエ)という公園のエリアがオススメで、木陰でのんびりしながら公園に散らばった作品を鑑賞できます。
期間中はガイドツアーなどのイベントも開催されているので、気になる方はそちらもチェックしてみてくださいね。また、今回しか手に入らないドクメンタ記念グッズもあり、トートバッグなどおしゃれなグッズもゲット出来ます。

会場へのアクセス

会場へはまずフランクフルト駅から電車(ICE)で「Kassel Wilhelmshöhe」駅で下車。会場近くへは乗り換えて 「Kassel Hauptbahnhof」駅まで電車(プラットホーム9、10)で行くか、またトラムを使います。Kassel Wilhelmshöhe駅までのチケットがあれば無料で利用できます。
メイン会場は主に4つで、作品の多くは「Fridericianum」「Documenta-Halle」「Neue Galerie」「Neue Neue Galerie (Neue Hauptpost)」で展示されていますが、他にも会場は35箇所と盛りだくさん。

意義やら歴史やらと偉そうに書いてしまいましたが、結局は百聞は一見に如かず。
今回を逃すとさらに5年待たなければいけませんし、ボリューム満点、見ごたえたっぷりと現代アートを存分に味わえる一見の価値ありのイベントです。ぜひこの機会をお見逃しなく。

「documenta 14」
会期:2017年6月10日〜9月17日
入場料:チケット詳細はこちらから
会場:Kassel
アクセス:詳細はこちらから
ホームページ:www.documenta.de/en/
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