世界四大スピリッツ、ジンの元祖「GENEVER(ジュネヴァ)」とは?

オランダのお酒と言われると、ハイネケンやアムステルなど「ビール」のイメージが強いかもしれません。もちろんビールはオランダで最も多く飲まれるアルコールの一つですが、「GENEVER(ジュネヴァ)」もオランダ人の間ではよく飲まれるポピュラーなお酒です。
今回はジンの原型と言われるジュネヴァについてご紹介していきたいと思います。

ジンの原型「GENEVER(ジュネヴァ)」について

大麦麦芽、ライ麦、トウモロコシ、ジャガイモを原料とする蒸留酒ジンは、現在ではウォッカ、テキーラ、ラムなどの世界四大スピリッツの一つとしても知られています。

そんなジンの原型とも言われるのが「ジュネヴァ」です。大麦麦芽をジンよりも多く入れるので、麦芽の香りが強いのが特徴です。
製法はウィスキー同様、単式蒸留機で2〜3回蒸留を繰り返し、アルコール度数を高めます。手間のかかる作業ですが、これにより原料の特長を活かした香り高い味わいが生まれます。

さらにその後、ジュニパーベリー(西洋ねずの実)などの香草を入れ、再度蒸留します。この再蒸留により、芳潤な香りと深い味わいがさらに引き立ちます。

そんなジュネヴァの中でも一番の老舗が、1575年に創業したアムステルダムに最古の蒸留所を構える「BOLS(ボルス)」。このBOLSブランドはあのオランダ人有名画家「レンブラント」も愛したと言われるほど歴史ある会社です。

ゴッホ美術館の向かいにある「HOUSE OF BOLS」では、BOLS社の歴史を学びながら、38種類ものリキュールの試飲などが体験できるツアーが開催されています。
ちなみにこちらの建物、オランダデザイン賞を受賞したこともある歴史と現代のデザインが融合した施設でもあります。ジュネヴァを味わいながら、アムステルダムならではの経験をしてみるのも楽しいですね。

ジュネヴァの歴史

ジュネヴァは元々、アルコールにジュニパーベリーを入れた薬として飲まれていましたが、その豊かな香りと味わいはオランダの人々を虜にしました。それからはお酒として製造されるようになり、イギリスへと渡ります。そのジュネヴァを元に、イギリスでは「ドライジン」として大量生産されるようになり、世界へと広まっていきました。

なみなみにグラスに注がれるので、こんな風に飲みます。ちなみにオランダのパブではこのジュネヴァに水ではなくビールがチェイサーとしてついてくることも。アルコール度数40度を越えるジュネヴァにビールの組み合わせはなかなかクレイジーなスタイルですが、オランダを訪れた際はぜひ、ジュネヴァ&ビールを味わってみてくださいね。

「HOUSE OF BOLS」
入場料:14.5ユーロ
※18歳未満は入場不可
営業時間:13:00〜18:30(日〜木曜)13:00〜21:00(金〜土曜)
住所:Paulus Potterstraat 14, 1071 CZ Amsterdam
ホームページ:https://bols.com/experience/

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