アムステルダムで最も古い教会「De Oude Kerk(旧教会)」

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ヨーロッパの歴史ある街並みは見ているだけでも十分絵になりますが、その背景にある歴史をちょっとでも知っていると、より感慨深いものになってくる気がします。今回は、アムステルダムで最も古い教会であり最も古い建造物、「De Oude Kerk(旧教会)」についてご紹介したいと思います。

レンブラントの奥さんも眠る、アムステルダム最古の教会

De Oude Kerk(旧教会)」を日本語に直訳すると「古い教会」という意味だそうです。どれだけ古いかというと、遡ること1203年に建設が始まり、1306年に完成(奉献)しました。100年以上もの月日をかけて建てられていることにも驚きですが、かれこれ800年以上も昔のとても古い教会。元々は船乗りの守り神、聖ニコラスを祭るための小さな教会でしたが、時代とともに現在の形へと変わっていったそうです。
そして、数々の著名人がこの教会に眠っています。「夜警」で有名なオランダ人画家レンブラントの奥さんもその内の一人。また、レンブラント夫妻はこの旧教会で婚姻を登録したそうです。
13世紀に建てられた旧教会ですが、14世紀になるとアムステルダムの人口が急激に増加し、1408年に現在の街の中心とも言えるダム広場に「De Nieuwe Kerk(新教会)」が建てられました。もともと聖ニコラス教会と呼ばれていましたが、この頃に「新教会」と「旧教会」と区別されるようになりました。

旧教会は内部も荘厳で、パイプオルガンやステンドグラスの美しさはもちろんですが、木造の天井はヨーロッパにある教会の中でも最大級と言われています。なんと現在でも結婚式を挙げることができるそうで、レンブラントが結婚を誓ったこの教会で、式を挙げるなんてとても素敵ですね。もちろん普段は一般の人にも公開されているので、入場料さえ払えば中を見学することができますよ。

旧教会周辺は飾り窓地区

そんな歴史ある旧教会ですが、場所はいわゆる大人の店が集まる「RED LIGHT DISTRICT(飾り窓地区)」の中心にあります。飾り窓地区については説明を割愛させていただきますのでご了承ください…
神聖な教会とそういったエリアが共存しているのは、他の国では珍しいなんともオランダ人らしい感覚のような気がします。

De Oude Kerk1

奥が教会で、その手前にある赤いライトが付いているのは例の大人のお店です。
ただ、昼間に教会を訪れても治安の悪さなどはほとんど感じません。美しい教会を見にいくだけでも価値があると思います。

また、教会内ではコンテンポラリーアーティストによるインスタレーション作品を展示するなど、現在と過去が融合した面白い試みも行われています。素敵なカフェも併設されているので、アムステルダム観光の際は、ぜひ訪れてみてくださいね。

「De Oude Kerk(旧教会)」
入場料:
一般 – 7.5ユーロ
学生・65歳以上 – 5ユーロ
13歳以下 – 無料
※museumkaart、iamsterdam city card等は無料
公開時間:10:00〜18:00(月〜土曜)13:00〜17:30(日曜)

住所:Oudekerksplein 23, 1012 GX Amsterdam
ホームページ:https://oudekerk.nl

De Oude Kerk4

 

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