ヨーロッパでのクリスマス&ボクシングデーの過ごし方

ヨーロッパの人々は、クリスマス当日は家族と共に時間を過ごすのが一般的です。日本のように、クリスマスの前夜祭として24日のクリスマスイブから盛り上がる。という感じではなく、25日のクリスマス当日と、翌日26日のボクシンデーの2日間、家族や友人と楽しいひとときを過ごします。この2日間を合わせてクリスマスという感じでしょうか。

ロンドンに住んでいた頃は、25日はスーパーなどのお店はもとより、地下鉄などの交通機関も止まってしまうので、家でゆっくり過ごすしかありませんでした。アムステルダムでも初めてのクリスマスを過ごしましたが、外はお店もほとんど開いておらず閑散としていました。ヨーロッパでは、クリスマスは家でゆっくりと過ごすのが当たり前なので、郷に入っては郷に従うしかありませんね。

日本人にはあまり馴染みのない休日、ボクシングデーとは?

Boxing Day(ボクシングデー)」と聞くと、スポーツのボクシングを思い浮かべる人も多いかもしれません。私も初め聞いた時はクリスマスの翌日に殴り合いでもする日なのか?と少し疑問に思いましたが、そのボクシングとは全く関係ありません。
その昔、イギリスでは教会が貧しい人たちのために寄付を募ったクリスマスプレゼントの箱(box)を開ける日であったことから、Boxing Dayと呼ばれるようになったようです。また、クリスマスも仕事をしなければならなかった貴族などの上流階級に支える執事はじめ、使用人達にクリスマスの翌日に家族と一緒に過ごしてもらうための休日でもあるそう。この日は、主人たちは執事や使用人に頼らず、全て自分で家事をしていたそうです。また、主人が箱にプレゼントを入れて執事や使用人に贈り物をしたそうです。階級社会がはっきりとしていたなんともイギリスらしい習慣ですね。

てっきりイギリスだけの祝日かと思っていましたが、オーストラリアやカナダ、ドイツなどでも26日はこのBoxing Dayだそうです。もちろんオランダもこの日は祝日です。また、Boxing Dayと言えば、デパートなどで大バーゲンセールが始まる日としても有名で、25日は家でゆっくり過ごし、26日はみんなでショッピングに出かけるのが恒例行事です。

そういった家族と一緒に過ごす時間を大切にしている文化は素敵ですね。日本でも新しい祝日として「Boxing Day」を追加してほしいものです。

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